今回はマジで問題発言多すぎですから

昨日の『ガイアの夜明け』を見て思うこと。

ある小学校では安全の為と称して生徒全員にICタグを持たせているらしい。校門にはセンサーが設置してあって登下校状態を管理している。又それによって○○くんは何時何分に登校(及び帰宅)しました、と親の携帯にメールが自動送信されていた。この学校の管理状態を親は「安全で嬉しい」とコメントしていたのが非常に印象に残った。


今置かれているそういった状況がRFIDタグ(Radio Frequency Identification Tag、日本ではICタグ、無線タグなどとも呼ばれる)による家畜管理と一体何が違うのかと思う。
幾ら安全性が上がったとしても100%でない限りは1%でも99%でも確率の差こそあれ隙が存在するわけで。有無という観点では"1→99"より"99→100"の差の方が意味合いは大きいと思われる。 実際問題として管理データ上の生徒の異変に気付く頃には既に手遅れでしょ。ぶっちゃけ身代金目的の誘拐ならまだしも悪戯目的なら面が割れてるわけだし目的を果たしたら速攻で殺すよね。それならこんなシステムに意味があるようでないような気もするし・・・。


受け取り方は人それぞれだとは思うけど安全という名の幻想のもとにプライバシーを切り売りしてまで家畜人に成り下がりたくはないなあと思うのは未だ私に守りたいものが無いという事なのかしら。