スズキが追加の調査報告、26車種・214万台で不正



スズキが燃費データを国が定めた方法とは違うやり方で測定していた問題について、不正を行っていたのは214万台にのぼるとして、これまでの210万台としていた台数を訂正しました。スズキは31日、鈴木修会長らが国土交通省を訪れ、追加の調査報告を行いました。スズキは、これまでは不正が行われていたのは27車種・210万台と説明していましたが、31日の会見では、生産が終了していたり他のメーカーに供給している車種を含めると、26車種・214万台に上ると訂正しました。


一方、スズキが燃費データを規定通りに測定した結果、全ての車種で、カタログに掲載されている値を上回ったと主張、燃費を良く見せようとする意図はなかったと、従来の説明を繰り返しました。


国土交通省は、スズキの報告を精査した上で提出されたデータが正しいかどうか検証を行う方針です。